パソコンから変な音がするので診てほしいと依頼がありました。
確かに変な音がします。
これは冷却ファンの故障です。
ところが、動作中に音がしなくなり、無音になりました。
これは完全に回転がストップしている症状です。
パソコンの画面を見ると、エラー画面が表示されています。
十分な性能が得られないと表示されていますが、このまま使用すると
熱暴走で壊れてしまいます。
修理方法は冷却ファンの交換です。
分解してみました。
この冷却ファンを交換すれば異音が消え正常動作に戻りますが、
5-6年使っていらっしゃるので、ホコリも詰まっているはずです。
確認します。
やっぱり!ほこりが溜まっていました。
きれいに取り出して、エアーを吹き付け、冷却ファンを交換して
修理完了です。
5-6年使っているとパソコン内部はホコリがどうしても溜まります。
ファンなどの部品交換もですが、ホコリにも気を使いましょう。
2017年 9月 の投稿一覧
AC差込み口が壊れたパソコン
昔ならラジオや電源ケーブル
今ならスマホの充電ケーブルなど
接触が悪いけど、下に引っ張ると通電(充電)できるって
みなさん経験あると思います。
パソコンも同じです。
ですが、無理して通電させているので、
接触が悪いまま使い続けると、内部が焼ききれてしまいます。
外装が開くほど力を入れて下に下げて利用していたお客様。
だましだまし使っているにもほどがある(笑)ですね。
ちょっと強引過ぎます。
半田などで修復できる修理も無理して使い続けると基板交換しなくてはいけなくなります。
このお客さまのACアダプターの差込ソケット口。
力入れすぎ。
完全に焼ききれていたので、基板交換になりました。
こういう使い方をするのは20-30代の男子がほとんどです。
奥様チェックで防げると思います。
一度確認してみるといいかもです。
キーボード不良のお客様
キーボードのキーが外れてしまって
困っている。
テープでとりあえず貼り付けているが、もうダメだ!
と、お困りのお客様からご連絡がありました。
キーボードのキーだけ、1個だけ交換修理。というのは難しいです。
なぜならば、パソコンの種類の数だけキーボードの数があり、
その1個だけを販売するというのは現実的ではないからです。
ですので、キーボードのキーの修理の場合は、キーボードユニットを
まるごと交換という事になります。
※Macの場合はパームレストもセットの場合が多い。
今回は分解が少し難しいDellのノートPCですが、
トラブルもなく、無事交換完了です。